ニンテンドースイッチの分解方法(自分で修理する方法)
Nintendo Switchの分解難易度は普通レベルです。
充電端子やSSDなど、ほぼ交換不可能なパーツもありますが、
基本的には簡単に交換して直るパーツが多いです。
※以下、ニンテンドースイッチの分解方法をご紹介していきますが、分解は自己責任にてお願い致します。
用意するもの
外装を外すために必要なツールとして、Y字ドライバーと+ドライバーが必要です。↑こちらの3点セットは当店でも販売しておりますので、お求めの方はこちらからどうぞ。
※Y字ドライバー1本だけでいいという方はこちらから購入可能です。
分解手順
▼底面にある4か所のY字ネジとスタンド裏の+ネジを外します(画像参照)▼側面にある5か所のネジを外します(画像参照)
▼バックパネルが外れます。次にシルバープレートを止めるネジを外します。
▼MicroSDカードユニットを真上に持ち上げて取り外します。
▼シルバープレートを外すとこのようにパーツが配置されています。
▼パーツを外していく前にバッテリーコネクタを外しておきます。
▼矢印のフレキケーブルを外していき、〇のねじも外しておきます。
▼冷却ファンを少し持ち上げて中のラッチを外します。
▼隣のラッチも上げておきます。
▼ファンを持ち上げた状態で、ゲームカードユニットを取り外します。
▼ゲームカードユニットを外すとファンの最後のねじが見えますので、これを外すとファンを外せます。
▼ファンを外すと電源&ボリュームボタンケーブルを外せるようになります。
切れやすいのでゆっくり真上(天井方向)に外していきましょう。
▼次にメインボードを外していきます。〇のねじと矢印のコネクタを外します。
▼これでメインボードを外せるようになります。
▼スピーカー、バッテリーは少し粘着テープが貼ってありますが、そのまま外せます。
レール端子はそれぞれサイドのねじ4本を外すと外せます。
▼ちなみにメインボードの交換など、動作チェックする時はバックパネルは開けたままでも大丈夫です。
※MicroSDカードユニットも外したままでも他の配線がつながっていれば起動します。
起動不可、初期化不可の本体のデータ消去をするには?
▼SSDパーツのこのチップ部分をペンチなどで割って下さい。これさえ物理破壊しておけばデータが漏洩することは100%ありません。
フリーズするニンテンドースイッチはSSD交換で直るのか検証してみた
パーツ屋本舗スタッフが検証してみた結果、結論は「NO」でした。正常な本体からフリーズする本体へ、SSDパーツのみ移植しましたが起動しませんでした。
PCやタブレットPCなど、フリーズ=SSD故障であることが多いのですが、
ニンテンドースイッチではSSDユニットだけ交換しても起動しないようです。
ですので、フリーズするニンテンドースイッチはメインボードとSSDパーツをセットで交換する必要があります。
取り外しができるSSDなので交換可能なように見えて実際はメインボードとワンセットのようですね。
自分でパーツ交換して修理できるのがベスト
ニンテンドーに頼むと大手価格なので修理代金が高額です。
かと言って民間の修理業者では、
「故障してしまっても弁償しない」という内容の署名をさせられる所も多く、
ニンテンドーより安いとは言えど自分で修理するより当然費用はかかります。
もし自分で分解し、パーツ交換して修理できるならそれがベストだと思います。
当店では、すべて本体から取り外した正常な純正部品のみを扱っておりますので、
自分で修理してみたい方は一度該当パーツの在庫があるかチェックしてみて下さいね。
▼ニンテンドースイッチの修理用部品(リペアパーツ)の販売ページはこちら