PSVITAの液晶修理、液晶交換方法
ここではPSVITA(PCH-2000)を例に、液晶画面の交換・修理方法を解説します。
こちらの解説ページで対象となる故障状態は以下のようなPSVITAです。
・液晶割れのPSVITA
・液晶に線が入ってしまったPSVITA
・液晶画面が暗くなる、液晶画面のバックライトが非常に弱いPSVITA
いずれの場合も、液晶画面の故障が原因と思われます。
液晶画面を交換することによって直る可能性が高いです。
(以下修理、分解の手順を記載しておりますが、あくまでも分解、修理は自己責任でお願い致します)
PSVITAのネジをはずす
▼○で示したネジをすべて取りはずします。(市販の一般的なプラスドライバーで開けられます)
▼全て取り外したら上部と下部のスキマに金属ヘラを入れてゆっくりと開けていきます。
PSVITAを開けた時の様子
▼開けたら中身はこのようになっています。
▼次にバックプレートとつながっているケーブルをはずしましょう。
バッテリーを本体からはずす
▼バッテリのコードをメイン基板からはずします。
※バッテリーは左方向に抜くのではなく、上方向に外します。 (絶対に左側に引っ張らないようにして下さい)
指で取りにくい場合は金属ヘラで下から上に持ち上げて外しましょう。
黒いフレームのネジをはずす
▼メイン基板の交換はここからさらに以下のネジ3つを外します。
▼さらに○で示したネジ2つを外します。
カメラを取り外す
▼○で示した背面カメラを外します。
▼カメラを取り外した段階
左右の基板をはずす
▼次に、左右の基板(十字キー側のL基板、○×ボタン側のR基板)を外します。
真ん中のメイン基板をはずす
※カメラ交換をしない場合は取り付けたままにしておいて下さい。(省略可)
新しい液晶に取り替えて、元に戻していきます。
※ボリュームボタンのフレックスケーブルや、LRボタンのフレックスケーブルは、
元のフレームにひっついたままなので、新しい液晶に付け直し、元に戻していきます。
まとめ
PSVITAはPSPと比べても設計が簡単になっており、分解も簡単にできる嬉しい設計になっています。
とはいいつつ、液晶交換は部品を全て外さなければいけないのでPSVITAの中でも難易度は高めです・・・。
しかし、元に戻すことを考えて部品がごっちゃにならないようにしておけば意外と簡単なので、
もし自分で修理出来るイメージが沸いたら以下の純正パーツをお使い下さい。
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